自分を知らないと何もはじまらない


いざ独立して自分で何かをやろうと思った時に、さてどうしたらいいのか、なにもわからない状態でした。
会社で働く以外のやり方があることは知っていたけれど、近くにそんな人はいないし、何もわからず、しばらく途方に暮れていました。

自分が好きなものや自分の魅力を、どこの誰に伝えたいのか考えなければいけないし、
そのためにはまず自分の魅力がどこにあるのか、よく知ることが大事。
そもそも、自分がどうしたいのか、なにが好きなのか、それがわからないと、ひとつひとつのことが決められないのです。

私は、自分がやってきたことをすごいなんて、1ミリも思いません。
「えりかだからできるんだよー」と言われたりすることもあるけれど、私だからできるんじゃなくて、できることしかしていません。
あなたにもあなたにしかできないことあるはずでしょう、と思うのです。

「自分にしかできないことをやる」というのもまた難しいことだと思います。
誰にでもできることを全力でやって、やりたくないこともやって、その中でなんとなく自分の好きなやり方を知って、はじめて得意なことは浮かび上がってくるのだと思うんです。

例えばみんながやっていないこと(敵が少ない)を選ぶことが「自分にしかできないこと」ではないし、本当に自分にしかできないことを探すのは、一生かかってもできないかもしれません。
だって、そんなものはないかもしれないから。
だけど、時間を忘れて夢中になれることや、他人からすると辛いことが自分にとっては面白いこと、そういうことから自分を知ることができると思います。

私は「アクセサリー屋さん」だけれど、自分の考えや価値観を言語化していくことも大切な仕事だと考えています。


erica

LARICA LIFE BLOG

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