このように、海外のパッケージやラッピングデザインを見て参考にしています。
「パケ買い」という言葉があるように、パッケージに惹かれて買い物をした経験がある方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
身近なもので言えば、食料品や日用品など、身の回りに在るありとあらゆるものに、誰かがデザインしたパッケージがあります。
パッケージデザインには役割があり、その役割をしっかりと果たせるかどうかで売り上げも左右されるそうです。
例えば、コンビニに並んでいる商品でいえば、わずかな時間で消費者の心に商品の良さをアピールすることが大切です。そのためには、商品の魅力を数秒で把握できるデザインにすることが重要になります。
商品自体はパッケージの中に隠れていて、実物を目にすることができないものもたくさんあります。
しかし、中身が確認できなくても、パッケージのデザインが魅力的なものであれば手に取る人もいます。
本の表紙でいうと、タイトルが大きい本が売れるというデータがあるそうです。意外と単純です。
このように、視覚は最も多くの情報を得ることができるので、視覚に訴えることで購入の決め手となることも多いようです。
私は以前、「化粧品は中身よりもパッケージや広告費にお金がかかっている」という話を聞いたことがあり、パッケージが立派なものを見ると、中身はたいしたことないじゃ・・・と、ちょっと斜めから物を見る傾向があります。(笑)
最近いろいろなパッケージを見ていて思ったのは、デザイン性の高いパッケージは、見る人の目を惹くと共に、その商品そのものの価値も高めていると感じました。
同じ商品、同じ価格であっても、パッケージが素敵だとお得感もあります。
逆に、中身がいくら良い物だとしても、安っぽいパッケージだと魅力的に見えないかもしれません。
つまり、パッケージは、商品の付加価値を高めるための重要な要素なんだと気づきました。
私は、ネットショップだからこそ余計なお金を使わず、梱包はシンプルに、その分安くお客様にご提供したいと考えていました。
また、どうせ捨てられてしまうパッケージにお金をかけるのはもったいないと思っていました。
一方で、「箱を開けた瞬間からわくわくしてほしい」という思いもあり、できるだけコストを抑えたパッケージを考え提供していました。
しかし、商品のパッケージデザインはお客様が最初に見る部分であり、「商品の顔」になります。
そのため、お客様が興味を引くデザインを考えることは大切なことだと改めて思いました。
素材や機能、色や形、刻む文字など細部にこだわるときりがなく、何がよいのか分からなくなってきます。
あまり気張りすぎないパッケージで、「Larimarらしさが出ているか」「どんなイメージを持ってもらいたいか」といった点も考え、決めていきたいと思います。
難しいけど、楽しい♪
erica
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