これまでしてきたことを思い返したり、第三者からいただいた言葉から、自分は何が好きで何が得意なのか、どこに価値があるのかということが、なんとなーくわかってきたように思います。
確信はないし、自信もない。
だけど、ぼんやりとしていたモノが、少しだけ見えたような気がします。
それを私に教えてくれたのは、近くで支えてきてくれた人やLarimarのお客さまです。
まず、自分が好きなものをアクセサリーという形で発信し、更に自分の考えをブログやSNSで表明してきたことで、それを受けとった人がリアクションをしてくれました。
そのリアクションが、私のどこに価値があるのかを教えてくれたというのが大きいと思います。
自分の生き方や価値感、心が動いた経験を見せることで、はじめて他者の反応があります。
他者の反応があってはじめて、見えてくるものがあることを知りました。
ここ1、2年は、もっと効率よく制作できるようにするために、もっとお店の売上げをあげるために、仕組みを作ったり、課題を集めたり、解決したり、分析したり、そんなことに力を入れてやってきました。
これは、全体像を把握して理解し、伸ばすべき部分と削るべき部分を判断して、やるべきことの優先順位を決め、実行するという作業です。
そんなふうに、仕事や自分自身に向き合ってやってきたけれど、ふとした瞬間、「私は何のためにやってるんだろう」そんな心境に辿り着きました。
なぜその商品を届けたいのか?
自分の技術を認めてほしいのか?
お金が必要だからなのか?
どんな人に届けたいのか?
自分のアクセサリーを受け取った人がどうなると嬉しいのか?
自分がどうなりたいのか?
何が好きか?
何で心が動くのか?
何に時間を使い、どう生きていきたいのか?
と、そんな自問自答を繰り返していました。
お届け先は当然「お客さま」なんだけれど、とことん突き詰めていくと、結局のところお届け先というのは、実は「自分自身」なんじゃないかと思ったのです。
私は、誰かのために仕事をしているようだけれど、自分以外の誰かによって引き出された価値は、結局は「自分と誰かを喜ばせたい」ということなのかな、と。
長くなったので、続きは次回。
erica
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